そよ風のつぶやき

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「情報番組」視聴率低迷の実態と理由。誰がMCなら視聴率あがるか?

テレビは連日、新型コロナウイルス報道です。

もうさすがにうんざりしてきます。

「感染拡大、止まらず」「クラスター感染か」

もう気が滅入ってしまいます。

 

ここへきて「変異ウイルスの登場」「蔓延防止等重点措置」

「緊急事態宣言再発令か」とコロナウイルスへの

不安を抱く人は増加の一歩を辿ります。

視聴者の関心はすべてコロナ禍にあるのです。

 

しかし、なぜか情報番組の視聴率は低迷しています。

これにはどのような背景が絡んでいるのでしょうか。

 

情報番組視聴率低迷の実態と理由。誰がMCなら視聴率があがるか。

この2つを紐解いていきます。

 

 

情報番組視聴率低迷の実態と理由。

 

どの情報番組も、専門家がコロナウイルスの怖い話をし、

コメンテーターが説法鋭く政府を批判します。

「批判ありき」「不安をあおる」ような報道が多く、

どこの局も同じ情報ばかりです。

 

テレビは刺激的です。

新聞は活字で読み解きますが、テレビの映像は直接目に飛び込んでくるので、

こころに突き刺さります。

 

コロナウイルスの影響で、苦しんでいる人を見て、

自分まで苦しくなってしまうという悪循環が生まれてしまいます。

俗にいう、共通疲労になってしまうのです。

 

コロナ以外にも、関心の高いニュースはたくさんあります。

世の中には、日々いろいろなことがおきているのですから、

各局がもう少し内容を変えて、独自性のある情報番組に

してもいいのではないでしょうか。

 

確かに、緊急事態宣言時の報道番組は高視聴率でした。

しかし、その反動なのか、明るい話題やなつかしさを求めて、

再放送ドラマを見る人が増える現象が起きたのも、また事実です。

 

視聴者の中に「心のバランス」をとろうとする心理が働くのかもしれません。

世の中は、緩やかな番組を望む視聴者が増えているのです。

情報番組の視聴率低迷の理由はここにあります。

 

世の中の不安をあおる構成が多く、批判的なコメントばかりが

目立つテレビはできるだけ見たくないですものね。

 

 

誰がMCなら視聴率が上がるのか。

 

では、情報番組で、誰がMCなら視聴率が上がるのでしょうか。

情報番組は、春の番組改正で競争が激化しました。

新番組を投入したり、MC人を刷新したりして、各局がしのぎを削っています。

 

特に朝の番組は、時計代わりにされていることもあり、

本来は変えないことが正しいとされています。

 

変える場合は視聴率の不振に帰することが多いといえます。

ここで、視聴率アップを図るためにとった策が、

毒舌のMCから爽やか系のMCへの交代です。

 

毒舌家は本音をズバズバいうスタイルで成り立っています。

「バカ」「嫌う」「むだ死に」など、ネガティブな単語が次々と登場します。

ただでさえコロナで弱っている視聴者は傷つきます。

 

言った瞬間にネットで炎上騒ぎが起きそうです。

また、一時期刺激的なキャラクターが流行りすぎて、

さすがに飽きてきたところもあります。

 

そこで、ここへきて爽やか系MCに注目が集まっています。

ゲストの話を中断することもなく、落ち着いた口調と優しい表情は、

画面越しに見ていて癒されます。

 

コロナウイルスに関する報道が多い中で、MCの人柄、

生活感がより目立つようになってきました。

視聴者は、聞きやすくて、なじみやすく、

心に寄り添ってくれるMCを求めているのです。

 

刺激を求めるのではなく、心が落ち着く番組を見たいという

気持ちは誰でも同じですよね。

 

 

情報番組視聴率低迷の実態と理由。誰がMCなら視聴率があがるか。まとめ。

 

情報番組は、MCがより詳しく内容や背景を伝えることで、

より正確な情報として視聴者に伝える番組です。

その時の状況、世間の関心の高さなども伝え方に影響するでしょう。

 

世論を気にしすぎて、すべてがオブラートに包まれた情報を

伝えるだけでは正しい情報は伝わりません。

 

しかし、現実に起こっている厳しい現状の不安ばかりをあおる番組は

求められていません。

今後しばらくは、その調整役としての爽やかMCが活躍するでしょう。

 

コロナが終息するのか、それとも共に生きるのか、それすら読めませんが、

コロナを経験したことで、情報番組のコンセプトが変わりました。

これからのテレビの未来に注目していきたいと思います。